ひとり暮らしは心も成長させる|ホームシックだった娘がたった4ヶ月で変わった4つのこと

ひとり暮らし

こんにちは、さくママです。

「うちの子、一人暮らしで本当に大丈夫かな?」

この春、娘が家を出てから、私はずっとそんな不安を抱えていました。

でも、4ヶ月の厳しい一人暮らしを乗り越え、この夏に帰省してきた娘の姿は、見違えるほど頼もしくなっていました。

娘の経験を通して、一人暮らしは生活力だけでなく、心も成長させてくれるのだと気づきました。

今日は、ホームシックを乗り越え、たくましくなった娘の姿を母目線でご紹介します。


旅立つ前の娘は「わがまま放題」

娘は高校時代、学校にはちゃんと通っていましたが、部活もバイトもしていませんでした。
家事もほとんどノータッチで、間違いを指摘されても素直に謝るのが苦手なタイプ。
そんな娘がひとり暮らしなんて、本当にやっていけるのかな…と不安でいっぱいでした。

大学入学式の前後は家族で娘の部屋に数日泊まり、生活の準備を手伝いました。
そして帰る日、娘を残して車で帰宅。

後ろ姿を見送る娘の表情が、少し不安そうに見えたのを今でも覚えています。


ハラハラする日々…ホームシックだった娘の姿

4月、ひとり暮らしスタート。
最初の数週間は慣れない生活に必死で、LINEやビデオ通話の頻度も多めでした。
でも、そのうち連絡が減り、代わりに息子経由で「妹が大学に行きたくないって言ってる」「辞めたいと言ってる」なんて話が…。
ホームシックの波に何度も飲まれていたようです。

バイト探しもなかなか進まず、友達と一緒に面接を受けて合格したものの、行くタイミングを逃してしまい…。
その間に友達が人間関係や仕事内容のしんどさで辞めてしまい、娘も一度も出勤せずにバイト先に連絡して辞退。

私は正直、「友達が辞めたとしても、一回くらいは行ってから決めればいいのに…」と思いました。


母が感動!一人暮らしを経て見えた4つの成長

1. 「〜して」が消えた!自主的に家事をやるように

以前は「〜して」と私に頼んでいたことを、自分でやるようになりました。
例えば、食べたい桃を自分で切る、飲みたいお茶を自分で入れるなど。
率先して家事をするわけではないけれど、しぶしぶ感はなくなり、ごく自然に動くように。
これは母としては大きな進歩です。

2. 前なら絶対に休んでたのに…バイトに向かう娘の覚悟

帰省中に短期バイトを決めた娘。
前日に熱が出て、すぐに下がったとはいえ体調はイマイチ…。
夫と「前だったら絶対休んでたよね」と話していましたが、今回はちゃんと出勤。
仕事を終えて一度家に帰ってきてから、すぐに友達と遊びに出かけるほど元気。
その行動力に「強くなったなぁ」と感じました。

3. 険しい顔はどこへ?雰囲気が柔らかくなった理由

月1ペースで帰省していた頃から笑顔は多かったけれど、今回の長期滞在ではさらに雰囲気がやわらかくなった印象。
話しかけたときの返事や声のトーンが穏やかで、母としては接していて心地よく感じます。
反抗的な態度がほぼなくなったのも嬉しい変化です。

4. 「でも」「だって」が「ごめん」に。一人暮らしが育てた素直さ

間違いをしてしまったとき、以前は「でも」「だって」と言い訳が先に出ていましたが、今は素直に「ごめん」と言えるように。
これは一人暮らしで、日常的に人間関係を自分で築いてきた結果かもしれません。
謝るタイミングが自然になったのは、母として驚きの成長です


一人暮らしは「生活力」だけでなく「心」も育てる

今回の帰省で感じたのは、ひとり暮らしは生活力だけでなく、心も確実に成長させるということ。
自分のことは自分でやらなければいけない環境は、時に大変で、孤独も味わいます。
でも、その中で「誰かに支えてもらえるありがたさ」や「感謝を伝える大切さ」を身につけるのだと思います。

母としては、娘がまた県外に戻る日を思うと少し寂しいですが、この夏の成長を見て「大丈夫」と思えるようになりました。
きっとこの経験が、娘の自信にもつながっていくはずです。


おわりに|母の小さなよろこび

ホームシックで悩んでいた娘が、笑顔で過ごしながら少しずつ成長している姿を間近で見られた夏。
それは母にとって、何よりもうれしい出来事でした。

「これは私が悪かった」って娘が素直に謝ってくれた時、私自身もついイライラしてしまったことを反省しました。
「お母さんこそ、ちょっとイライラしてごめんね」と心の中では思ったのに、素直に言えなくて。
娘を見習わないといけないなと思いました。

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